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BBRのセミナー

      2018/03/06

毎日毎日寒いですね!
気象庁の発表によると、エルニーニョ?の影響で
2月、3月まで厳しい寒さが続くようです。

さて、26日に東京會舘で行われたBBRのセミナーに行ってきました!
イギリス本国からマスター・オブ・ワイン(以後MW)で
BBRのブルゴーニュ担当のジェスパー・モリスをお招きしてのセミナーでした。

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メインはボーヌの著名生産者、ニコラ・ポテルのメゾン・ロッシユ・ド・ベレーヌと
ブルゴーニュを代表する白ワインの生産者、ドメーヌ・コント・ラフォンの
当初ドミニク2008年に始めたドミニク・ラフォンです。
ジェスパー・モリスMWは大学で法学を学んでいましたが、
ワインが好きで、自身で1981年にワインの仕事をはじめ、
1985年にMWを取得。
特にブルゴーニュに強いネットワークを持っているようで、
また、BBRはイギリス最古のワイン商でボルドーはめっぽう強いのですが、
ブルゴーニュが弱点。
今後のブルゴーニュ強化のために、ジェスパー・モリス氏に目をつけ、
会社ごと買収し、ブルゴーニュ担当バイヤーとして招聘したとの事でした。

セミナーではジェスパー・モリス氏が両生産者の細かい内容を説明。

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ドミニク・ラフォンに至っては、親友との事で
今年も年始に二人でフォアグラとコント・ラフォンの
オールド・ヴィンテージワインに舌鼓をうち、
乗馬しながらブルゴーニュの畑を巡ったことなど
羨ましいネタを披露してくれました。

ドミニク・ラフォンはBBRが独占販売との事。

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2月下旬からの販売見込みですが、なにせ割当量が特に少なく、
一応予約してきましたが、ワイズにも何本入るかわかりません。
少しでも多くのワインが入荷することを期待して、
確定次第先行予約販売等でご案内出来ればと思います。
ドミニク・ラフォンは今はネゴス名義ですが、
徐々にドメーヌ・ドミニク・ラフォンとして販売して行くみたいです。
今日は4種類試飲出来ました。

○サン・ヴェラン
2009年らしいグラマーで酸味の穏やかな印象。
やや粘性も高く、社交的な味わい。
ルッコラなどの緑色のアロマもあり、冷やしすぎ禁止のワインです。

○ムルソー
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しっかりと凝縮した芯のある液体。
コント・ラフォンでも感じるラフォン独特の樽の香りもありますが、
ボリュームある果実味が更に加わり肉厚でした。
ちょっと寝かせて果実味を落ち着かせて味わいたい印象でした。

○ヴォルネイ
透明感のあるピュアな果実感と熟した赤フルーツのアロマ。
時間経過と共に仄かな動物的なニュアンスが出てきて、
凝縮感もあり好印象!
やはり、2009年ヴォルネイはいいですね~!

○ボーヌ・プルミエ・クリュ・ゼプノ
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硬くやや閉ざし気味。
余韻に甘さが広がりポテンシャルの高さを感じました。
鉄分も強く、赤身のお肉などとともに味わいたいワインです。
絶対、絶妙なマリアージュをみせてくれると確信しました。

ロッシユ・ド・ベレーヌは2008年物を6種類の試飲
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とくにヴォルネイが印象的で美味しかった!
コスト・パフォーマンス高っ!って感じでした
60%が古樹。
しかもプルミエ・クリュのヴォルネイ・サントノも加えているとのこと。
これは素晴らしかったです!

BBRの皆様セミナーにご招待頂き本当にありがとうございました。

 

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