ワイズワインギャラリーのスタッフブログです。

10月20日(火)@半蔵門

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こんにちは。ワイズワインギャラリーの河又です。

先日、シャンパーニュはコート・デ・ブランのレコルタン・マニピュラン(RM)「ピエール・ジモネ」の当主であり、醸造責任者のディディエ・ジモネ氏が来日し、輸入元の㈱AMZ主催でテイスティング・セミナーが執り行われたので、参加してまいりました。

IMG_9595.JPGシャンパーニュ「ピエール・ジモネ」の当主で醸造責任者のディディエ・ジモネ氏。

今回通訳をお務めになったのは、フランスでクルティエ業(ワイン仲介業)を営む「ソシエ・デ・サカグチ」の坂口かおり氏です。

ピエール・ジモネはシャンパーニュの中心地、ランス近郊で18世紀からブドウを栽培しています。1730年からコート・デ・ブラン地区Cuis(キュイ)村でブドウ栽培を開始し、1936年よりブドウ栽培、醸造、瓶詰め、販売まで一貫して行うレコルタン・マニピュランとして、シャンパーニュを生産し始めました。

IMG_9598.JPG写真左から、弟のオリヴィエ氏、2代目で父のミシェル氏、初代で祖父のピエール氏、そしてディディエ氏です。

完全家族経営、全て自社畑の「ドメーヌ」で、ディディエ&オリヴィエの兄弟が3代目となります。

IMG_9601.JPGご覧ください!この真っ白な地層を!その名のとおり白亜の大地(=コート・デ・ブラン)です。もともと海だったので、海底に堆積した貝殻がそのまま土壌となっています。最高のシャルドネが育つ土地ということで、あらゆるシャンパーニュ・メゾンがここのシャルドネを欲しがります。

ピエール・ジモネの突筆すべきことは、造られる全てのブラン・ド・ブラン(白ブドウ100%のシャンパーニュ)が、このコート・デ・ブランのシャルドネを使ったものだということです。ディディエ氏曰く、「こんな贅沢な造りをしているところは他にない」そうです。

IMG_9602.JPG何と今回特別にディディエ氏が自社畑から石を持ってきてくれました!入国時に没収されないか冷や冷やしたそうですが、無事に持ち込めました(笑)

本当に白い石灰の塊です。香りも校庭に線を引く、あの白い粉の香りと同じです。

こんなものが当然のように畑にゴロゴロしているなんて、日本では考えられません。凄いです!シャンパーニュ!

IMG_9603.JPGご覧のように、ちょっと触っただけで手が白くなってしまいます。硬さも非常にもろく、力強く握ったら砕けてしまいそうです。

こんな土壌で育ったブドウでできたシャンパーニュが非常にミネラリーになるのは、とても納得です。

今回のテイスティングは以下の6種類。

IMG_9614.JPG左から、

◇NVキュイ プルミエ・クリュ ブリュット サン・ザネ

◇NVロゼ・ド・ブラン プルミエ・クリュ ブリュット サン・ザネ

◇2006キュヴェ・フルーロン プルミエ・クリュ ブリュット・ミレジメ

◇2006キュヴェ・スペシャルクラブ ブリュット・ミレジメ グラン・テロワール・ド・シャルドネ

◇2008キュヴェ・スペシャルクラブ ブリュット ミレジメ・ド・コレクション

◇NVキュヴェ・オジェ グラン・クリュ ブリュット サン・ザネ

ブラン・ド・ブランに強いこだわりと誇りを持っているピエール・ジモネのシャンパーニュは、いずれもコート・デ・ブランのテロワールを十二分に表現した、繊細で華やかでミネラリーで美しい酸のシャンパーニュでした。

中でも以下の2アイテムは目を見張るものがあります。

IMG_9611.JPG☆2006キュヴェ・フルーロン プルミエ・クリュ ブリュット・ミレジメ 当店販売価格7,670円(税別)

ミレジメでこのお値段!しかも2006年という素晴らしいヴィンテージの恩恵を受け、とても濃密でコクと旨みがあり、ハチミツやアプリコットが漂う、飲みやすさと飲み応えを両立した優れものです。

IMG_9612.JPG☆2008キュヴェ・スペシャルクラブ ブリュット ミレジメ・ド・コレクション 当店販売価格11,500円(税別)

※バッテリー切れで写真撮れず。代わりに2006グランテロワール・ド・シャルドネの写真です。ボトルデザインはほぼ同じです。

「スペシャルクラブ」は25のドメーヌで作られる優良生産者団体で、そこの厳しい基準をクリアしたシャンパーニュだけが「スペシャルクラブ」の名を冠することができるのです。ボトルは専用のものが使われ、どの生産者のものも同じ形状をしています。

ディディエ氏曰く、「このミレジメ・ド・コレクションは極めて特別な年だけに造る、真のスペシャル・キュヴェ。2008年は私のシャンパーニュ人生において最高の年であり、このような年を経験できたことは非常に幸せなことです。おそらく100年に一度あるかないかといった、奇跡的かつ完璧な年。」・・・とにかく手放しで大絶賛の年のようです!

実際味わってみると、2006年との違いは明確で、2006年が濃密でボリューミーなのに対して、2008年はひんやりとしたミネラルの風味や青リンゴやシトラスのフレッシュな香り、そして細く長く舌に馴染むような美しい酸と上品かつしっかりとした旨みが「ブラン・ド・ブランの真髄」を遺憾なく魅せてくれます。特に驚いたことは、あの白い石灰の石と同じ香りがハッキリと感じられたことで、その豊富なミネラルが骨格となり、長期熟成によってより華開くだろうと感じました。ディディエ氏のおっしゃるとおり、2008年のシャンパーニュは凄くなりそうです!

IMG_9615.JPG最後にディディエ氏とパチリ。(坂口かおり氏撮影)

ディディエ・ジモネ氏、坂口かおり氏、そして㈱AMZの皆様、大変有意義な時間をありがとうございました。

シャンパーニュ好きの皆様、ブラン・ド・ブラン好きの皆様、ピエール・ジモネは一押しです!

 


2015年10月29日、南仏のシャトー・マルゴーと称されるシャトー・ド・ジョーから、シモン・ドーレ氏ご来店いただきました。
2013ル・ジャジャ・ド・ルージュ シラー・グルナッシュ(シャド・ジョー)は非常に風味がよく、かつリーズナブル価格です。
太陽をたっぷり浴びた完熟葡萄から、黒い果実のベリー系のふくよかな香りがします。余韻にかすかな黒胡椒のようなスパイシーさがあり、口当たりが滑らかでふくよかな味わいです。
詳しくはフォトギャラリーでご覧になれます。
サインいただきましたワインも販売中です。限定数ですので、お早めに!
お買い上げはこちら

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フランス・ボジョレー地区でその年に収穫したぶどうを醸造した新酒ワインです。
毎年11月の第3木曜日に解禁です。
ワイズ・ワイン・ギャラリー銀座は、今年は厳選した生産者のワインをお届けいたします。
ただいま、ご予約で10%OFFでございます。
詳しくはこちらを


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2015ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール
 [フィリップ・パカレ] 

伝説の男の造るボジョレー・ヌーボーは、やはりひと味もふた味も違います。ボジョレー・ヌーボーに使うぶどうはすべて無農薬ぶどうを使い、良質なぶどうだけを選別しています。ぶどうの重みで自然に搾られたエキスのみを使っています。そのかぐわしい香りは、甘いイチゴのような風味をもち、徐々に深い複雑な香りへと変化いたします。
解禁日にすぐ飲むボトルと少し熟成させて楽しむ用にもう1本。。ぜひお試しください。
『ヌーヴォーを造ると決めたからには最高のものを造るよ。僕の他のどのワインとも共通するフィリップ・パカレのワインにする。』
詳しくはこちら


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2015ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー
キュヴェスペシャル[ドミニク・ローラン]


ヴィラージュをベースにドミニク・ローラン仕様の「魔法の樽」で数日間の熟成を経て造られる、ドミニク・ローランのこだわりが集約された最高級キュヴェの木箱入りヌーヴォです。
ドミニク・ローランのヌーヴォーは樹齢30年以上の古樹を使用、天然酵母のみで醸造、無清澄、ノンフィルター。SO2も最小限にとどめています。このキュヴェ・スペシャルはヴィラージュをベースに自社製の樽で数日間の熟成を経て生まれる、樽の魔術師、ドミニク・ローランのこだわりが集約された、まさにスペシャルな一本です。
詳しくはこちら

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2015ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー
[ジョルジュ・デコンブ]

ワインに携わる多くの人にとって、この世界へ入るきっかけとなる 1本のワインというものがある筈だ。ジョルジュ・デコンブの「人生を変えた 1 本」は、まさにマルセルのボジョレーだ。「私が造りたいのはこういうワインだ!」初めてマルセルのワインを口にした時の衝撃を、ジョルジュは今でも忘れない。
詳しくはこちら

ワイズ・ワイン・ギャラリー銀座は今年で、6周年です。
これまでの成長は、皆様に愛されてきたおかげでございます。

感謝の気持ちをこめて、マグナムシャンパーニュは10%OFF,!そのほかに店内でのアウトレット大放出ワイン。。。
さらに、お買い上げ、有料試飲でもビッグなチャンスがございます。
スピードくじで、最大40%OFFになるチャンスもあります。ここは、もう見逃せませんね!
(残念ながらこの企画は終了いたしました・・・)

皆様のご来店をこころからお待ちしています。

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新入荷ローヌ祭りだ!

シャトー・ラヤス南北ローヌのスーパー生産者が入荷!

シャトー・ラヤスは神様とも呼ばれる、言わずと知れた南ローヌ最高の生産者。

当主のエマニュエル・レイノーにより、現在3つのシャトーが運営されており、ラヤス、ド・フォンサレット、デ・トゥールとなっています。

  • 2006 シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ(ラヤス)(シャトー・ラヤス)
  • 2006 シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ(ピニャン)(シャトー・ラヤス)
  • 2006 コート・デュ・ローヌ・ルージュ(シャトー・ド・フォンサレット)(シャトー・ラヤス)
  • 2010 コート・デュ・ローヌ・ルージュ ラ・ピアラード(シャトー・ラヤス)
  • 2011 コート・デュ・ローヌ・ルージュ(シャトー・デ・トゥール)
  • 2011 コート・デュ・ローヌ・ブラン(シャトー・デ・トゥール)

 

シャーヴ エルミタージュ

 

そして、ラヤスが南ローヌの神ならば、北の代表は、魔術師ジャン・ルイ・シャーヴ!

エルミタージュの魔術師と呼ばれたジェラールが、息子のジャン・ルイに代替わりしてからも、

家族が築いてきた名声は変わらず、最高のローヌの地位を確固たるものにしています。

 

  • 2012 エルミタージュ・ルージュ(ドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーヴ)
  • 2012 エルミタージュ・ブラン(ドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーヴ)
  • 2012 サン・ジョゼフ(ドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーヴ)

 

ジャン・ルイ・シャーヴ セレクションそしてこちらがジャン・ルイ・シャーヴのネゴシアン部門。セレクションです。

より手軽に彼の世界に触れるにはこちらからどうぞ。

 

  • 2013 クローズ・エルミタージュ・シレーヌ(ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション)
  • 2012 サン・ジョゼフ・ルージュ・オフル(ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション)
  • 2013 コート・デュ・ローヌ・モンクール(ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション)
  • 2011 エルミタージュ・ブラン・ブランシュ(ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション)
  • 2013 サン・ジョゼフ・ブラン・シルカ(ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション)

 

 


久々に日本ワイン入りました。

シャトー酒折

今月の新入荷に久々に日本ワインが入っています。

甲府盆地の北側、甲府駅の東側に位置するシャトー酒折のトップキュヴェです。

トップキュヴェにも関わらずお値段は3,340円と控え目。

これぞ日本人の美徳?

いやいや、そうでもないんです。

このキュヴェ・イケガワは元々、栽培家の池川さんが最高のブドウ作りをし、酒折が最高の醸造でワインに仕立てるというコラボ作品の性格です。

ワインが出来あがった時に、栽培家の当人が「このボトルは自分が飲みたいので、飲みたい時に私の近所のスーパーでいつでも買える値段にして欲しい。」とのリクエストに酒折がのってしまったとのことです。

 

おかげで、お値段以上の味わいは間違いなく、自信を持っておススメできる素晴らしいボトルになっております!

他には、暑くなる夏にしっかり冷やして飲みたい白と泡が入荷です!

 

  • NV スパークリング・マリアゴメス(ルイス・バト)
  • 2011 マスカット・ベリーA・キュヴェ・イケガワ(シャトー酒折)
  • 2014 アルヴァリーニョ(ソアリエイロ)

 


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ボルドー赤白合わせて色々入荷しました。

先程、真ん中のグリュオ・ラローズをお客様が開けて飲まれましたが、なめし皮のムンムンとした香りにあふれた素晴らしい状態でした。

ボルドーらしい男性的な荘厳さを魅力としつつも、しなやかで女性的な色気がキャラクターになっているワインですね。

まさに「飲みごろ」といった、熟した赤ワインの王道を楽しめる一本!

 

  • 1975 Ch.パルメ(マルゴー)
  • 1996 Ch.カロン・セギュール(サンテステフ)
  • 1997 Ch.グリュオ・ラローズ(サンジュリアン)
  • 1988 Ch.ディケム(ソーテルヌ)
  • 1989 Ch.ディケム(ソーテルヌ)

夏の新入荷ブルゴーニュ色々

ブルゴーニュ白ブルゴーニュが色々入ってきました。

左から2番目は、ルフレーブのマコン・ヴェルゼ!

 

先日お亡くなりになられたマダム・ルフレーヴが、余りにも高価になってしまった自社のワインを憂慮し、手軽な値段で美味しいワインを造るために新しくマコンの地に畑を買い広げて造り始めたボトル。、2004年のファーストリリース直後からその品質の高さで大人気になりました。

  • 2012 ブルゴーニュ・シャルドネV.V.(アンリ・クレール)
  • 2013 マコン・ヴェルゼ(ルフレーヴ・アソシエ)
  • 2009 シャサーニュ・モンラッシェ・PC・テット・デュ・クロ(カミーユ・ジルー)
  • 2008 バタール・モンラッシェ(アンリ・ボワイヨ)

 

 

ブルゴーニュ特級赤は特級が2つ。

最近売れてしまったデュジャックのクロ・ド・ラ・ロッシュの棚の空白を埋めるべく、ポンソが入ってきました。

そして、当店では、実は初の取り扱いになりますジャン・フレデリック・ミュニュレ。ボンヌ・マールが入荷です。

同じく初の取り扱いとなりますフランソワ・ベルトーも、超人気畑レ・ザムルーズが入荷です!

 

  • 2006 ボンヌ・マール(ジャック・フレデリック・ミュニュレ)
  • 2001 クロ・ド・ラ・ロッシュV.V.(ドメーヌ・ポンソ)
  • 2013 シャンボール・ミュジニ(ドメーヌ・フランソワ・ベルトー)
  • 2013 シャンボール・ミュジニ・PC・レ・ザムルーズ(ドメーヌ・フランソワ・ベルトー)

シャンパーニュ基礎講座

シャンパーニュ当店の最も力を入れているジャンルの一つがシャンパーニュ。

特に、RMと呼ばれる、自分でブドウを育て、醸造しているこだわりの生産者を数多く取りそろえております。

そんなシャンパーニュを飲みながら、その歴史や造りに関して話を聞きながら、楽しく過ごそうというのが、本日のシャンパーニュ会!

 

 

ワインクーラー

講義の内容もたっぷりでしたが、シャンパーニュ自体もたっぷりと贅沢な分量をご用意いたしました!

 

シャンパーニュ会

シャンパーニュが大好きな10人が集まった銀座の午後。

 

シャンパーニュ・パーティー

ちょっとした、軽食は用意させていただいておりますが、基本は、とにかくシャンパーニュを味わう会。

 

ワイン講師飲みながら、スタッフからシャンパーニュの造り、成り立ち等についてのお話し。

RMシャンパーニュの味わいはそれぞれ特徴があり、飲み比べると大変面白いですね。

今回は、基礎講座と冠しておりますが、シャンパーニュをそれなりにご存知の方も多かったので、少し突っ込んだ所までお話しさせていただきました。

 

マグナム

今回の一番人気ボトルは、こちらの【2002 ルネ・リュタ ブラン・ド・ブラン】!

写真では分かりにくいのですが、マグナムサイズです!

あまりマグナムボトルに触れる機会は無いので、貴重な体験でしたね。

ミレジメらしい熟した味わいが印象的でした。

ちなみに、ワイズにはマグナムシャンパーニュを十分に用意してありますので、パーティーのおもたせを考えている場合はワイズにどうぞ。

 

あとは、ジャン・ヴェッセルのウィユ・ド・ペルドリが、ピノ・ノワールのふくよかな味わいが存分に発揮されていて人気でした。

 

ラタフィア隠れた人気だったのが、こちら!

ジャン・ヴェッセルのラタフィアです。

ラタフィアとはシャンパーニュ地方で造られる甘口のリキュール。

シャンパーニュの強い酸に染められた口を最後に優しく癒してくれます。

あまり取り扱いが無いお酒ですが、ワイズには現在こちらのジャン・ヴェッセルだけでなく、エグリ・ウーリエ、そしてポール・デテュンヌのラタフィアもございます。

ワイン会にちょっと変わったボトルとしてアクセント等に加えるのにもおススメ致します。

 


ジャン・ヴェッセルさて、来月は今回人気だったジャン・ヴェッセルが来日し、当店でサイン会を行います。

入場は無料でご参加いただけますが、席数が限られておりますのでご都合付く方はお早めにお申し込みください。

 

お申込みはこちらから!

ブリューノ・パイヤール

シャンパーニュ地方で造られる、世界で最高のスパークリングワインがシャンパーニュ。

お値段も、他の土地のスパークリングワインと比べると上のランクとなっています。

 

そんな土地で、泡の無い、スティルワインが造られているのをご存知でしょうか?

それが、コトー・シャンプノワ。

今回新しく入荷したのはそんな、ブリューノ・パイヤールのシャンパーニュと、コトー・シャンプノワのヴィンテージ違いで2008,2009,2010です。

 

コトー・シャンプノワは、赤、白、ロゼが可能で、ヴィンテージは入れなくても、入れても良い、というかなり特殊でゆるい規定に基づいています。

シャンパーニュに必要な3年(ミレジメ)の熟成期間も必要ありません。

実際に日本で買える有名生産者のボトルにはほぼヴィンテージが入っていますが、フランス国内で消費されるボトルはほとんどヴィンテージが入っていないようです。

 

シャンパーニュの造り手の気持ちを考えると、泡入りのシャンパーニュを造りさえすれば、世界比較で他の生産者の何倍も高い値段で売れるのですから、なぜ売りにくいスティルを造るのでしょうか?

 

ボトルに詰めさえしてしまえば国内で5000円以上はしてしまう高級なワインの生産地では、生産者達は晩酌に何を飲めばいいのか?

そうなんです、今でこそシャンパーニュはスパークリングワインの産地ですが、歴史をさかのぼれば当然ながらスティルワインを造っていました。

そんな歴史を踏まえ、自分たちで飲むための地酒という位置づけなんですね。

 

そんなわけで、今回の入荷分の口元を見ると、シャンパーニュに使う大きなキャップシールを流用して普通のコルクを打ったボトルにかぶせているため、妙につぶれているのがわかりますね。

 

コトー・シャンプノワ

左がコトー・シャンプノワ。

右は、同じメゾンのシャンパーニュ。1990年のブラン・ド・ブランです。

 

さて、ここからちょっとマニアックな質問。

コトー・シャンプノワには赤がほとんどで、白が珍しいのですが、それはなぜでしょう?

 

ヒントは、この地で造られているワインの特別な造り方。

 

おわかりでしょうか。

シャンパーニュでは赤ワインと白ワインを混ぜるロゼの造り方が認められているのが、この地で赤のスティルが多く造られる理由のひとつです。

白が余ればシャンパーニュに仕立てられますが、赤が残ってしまった場合には、スティルワインにするしかありませんね。

 

加えて、造り手が飲む地酒としては、白はシャンパーニュでおなかいっぱいなのではないでしょうか。

シャンパーニュを造っていたって、赤ワインを飲みたい時には飲みたいはず?

こちらは筆者の想像ですけどね。

 

さて、今回入荷したのは、珍しい白のコトー・シャンプノワ。

そして、ヴンテージ付きな上で、3ヴィンテージの縦飲み状態での入荷です。

 

商品の詳細は店舗までお問い合わせください。

 

  • 2008 コトー・シャンプノワ/ ブリューノ・パイヤール
  • 2009 コトー・シャンプノワ/ ブリューノ・パイヤール
  • 2010 コトー・シャンプノワ/ ブリューノ・パイヤール
  • 1990 ル・メニル・ブラン。・ド・ブラン/ ブリュノ・パイヤール

 

 

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