今週の地下テイスティングメニュー

9/21より、地下ティスティングメニューのテーマは、ベルナール・ドゥガ・ピィの垂直08・09・10を飲み比べて2010年を深く知ろう!!です

http://www.yswinegallery.com/tasting/tasting.html

デュガ・ピィの評価は一般的にその「濃さ」を高く評価される場合が多いが、ただ「濃い」だけではなくシッカリと中身のあるワインだと思います。
造れば売れるはずの葡萄をあえて低収量にし、収穫できる葡萄達の全てが完熟、凝縮した房になるように手がけているからこそ中身のある濃いワインが生まれるのだと思います。
べルナール・デュガはジュヴレ・シャンベルタンで5代続くドメーヌで、クロード・デュガの従兄弟にあたります。
ちなみにドメーヌ名の『ピィ』は妻ジョスリーヌの旧姓で、夫婦共同で、栽培から醸造、出荷までを手がけていることから並んで表記されておりベルナールの思いやりが伺えます。
クロードとワインのスタイルもよく似ている。ベルナール・デュガ・ピィは1989年に元詰めを始めるまで、ルロワなどそうそうたる有力ネゴシアンに葡萄を売っていました。
健全な葡萄ができた後のワイン醸造は至ってシンプル。
特に手を加えることはなく、天然酵母を用い余分なものは一切使わずに醸造します。
これは最高の葡萄を作っているからこそ可能なこと。
古樹の区画に恵まれ、家族全員が葡萄栽培に取り組み、収量を抑えるために厳しい剪定を行っています。
ワインによって50~100%の新樽が使われ、豊かで、凝縮し、完熟した果実味が層を成す、優れたワインを造り出しています。
いずれも生産量が限定されており、桁外れの品質を備え、力強さを擁しつつも見事にテロワールを表現した味わいはファン垂涎の的になっています。
1988年よりビオロジックに移行し、2003年からは完全にビオディナミとなりました。
収量は豊作であっても1haあたり30hl以下に制限し天然酵母を使用し、新樽は焼きはごく軽いものを使用しブルゴーニュACに1割から2割、ヴィラージュで3割から10割という比率だが、プルミエ・クリュとグラン・クリュには100%で、16ヵ月~18ヵ月間の熟成を経る。
瓶詰めは清澄、フィルターなしでおこない、その際SO2の使用は必要量ギリギリまで抑えるといった徹底ぶり。
「葡萄はそれぞれの畑で全く異なる。
例えばシャルムは女性的だが、マゾワイエールは男性的。
これらの違いは土壌の違いからくる。
シャルムは小石混じりだが、マゾワイエールは岩盤が深い。
同じ醸造法をとったととしてもこれだけ味わいが異なる。
このテロワールを表現するのが私たちの仕事です」とデュガ・ピィは言う。