今週の地下テイスティングメニュー

11/16より、地下ティスティングメニューのテーマは、偉大なる2005年を含むコント・リジェ・べレールのクロ・デュ・シャトーを味わう!!です

http://www.yswinegallery.com/tasting/tasting.html

ルイ・リジェ・ベレール将軍はナポレオンと共に行った一連の軍事行動に成功した後、1815年にシャトー・ド・ヴォーヌ・ロマネを買いました。
そして幾多の畑を所有しながらも、葡萄の栽培・ワインの醸造・瓶詰はすべてルロワやビショー、ブシャールなどのネゴシアンに任せてきました。
しかし、7代目となる現在の当主、ルイ・ミッシェルは、家業とも言える職業軍人への道もありましたが彼自身がヴィニュロンとなり、ワイン生産を始めることになりました。
近所のアンリ・ジャイエやジャン・イヴ・ビゾーからワイン造りの英才教育を受け、丁寧で緻密な作業、昔ながらの方法、馬の耕作や有機的なアプローチでの葡萄栽培をを学び、2000年初めてのワインをリリースしました。
そして2002年からはグラン・クリュのラ・ロマネをドメーヌ物として初めてリリース(以前はブシャールが生産を担当)。
こうした努力は実り、設立当時はヴィコント(子爵)・リジェ・ベレールと呼ばれていましたが2003年からはそれまでのヴィコントから正式にコント(伯爵)をドメーヌの名として名乗る事が許され(父親から)、さらに2006年には特級のエシェゾー、一級のスショ、ブリュレをなども生産しヴォーヌ・ロマネだけで10種類以上造っています。
今回、試飲するクロ・デュ・シャトーはリジェ・ベレール一家の居城眼前に広がる区画です。ラ・ロマネ同様、リジェ・ベレールの貴重なモノポールです。村名クラスながら斜面に対して垂直にロマネ・コンティ、ラ・ロマネ、オー・レニョらとほぼ並んでおり、それらと似通った特別な土壌を持っているということが言えるでしょう。
畑の傾斜はもちろん異なりますが、土壌の質、地層が似通っているということは、葡萄に行き渡る栄養分も似通っているということになります。
ヴォーヌ・ロマネの性質はシャンボール寄りか、クロ・ド・ヴージョ寄りか、ニュイ・サン・ジョルジュ寄りかで大きく異なり表土は基本的には粘土石灰質の褐色の土壌だがその深さは斜面が高くなると非常に薄く低い場所では1メートル以上と深くなる。
道をはさんでコロンビエールとは地続きになります。
コロンビエールは基本的に泥灰岩と石灰岩、クロ・デ・シャトーは海百合化石を含むバージェス階と呼ばれる石灰岩質の上に上部からの堆積物、と言うような違いがある。
その為コロンビエールよりもよりミネラル感が強く緻密な構成を持っている。
2008年よりすべての畑でビオディナミを実践。2005年にはブシャールとの契約も切れすべての畑が返却された。