今週の地下テイスティングメニュー

2/1より、地下ティスティングメニューのテーマは、樽の魔術師ドミニク・ローランの蔵出し古酒特集!!20年の熟成を経て・・・!です

http://www.yswinegallery.com/tasting/tasting.html

新樽200%!この言葉を聞くとドミニク・ローラン!と真っ先に答えられるほど。ドミニク・ローランは樽ごとワインを買いつけ、蔵に届けられたワインは直ちにここで、新樽に入れ替えられる。半年後、もう一度新樽に入れ替えられます。これが噂の『新樽200%』です。ドミニク・ローランも最初からこの作業をしたわけではありません。ある年、購入したワインをいつものように新樽に移し替え、熟成後テイスティング、これが素晴らしワインだったと。調べてみると購入したワインは既に新樽を使ったもので、そこから『新樽200%』の歴が始まったと言われています。まさに偶然の産物!?1956年生まれのドミニク・ローランは元々パティシエから転身し、1970年後半からワイン業に携わるようになりました。ネゴシアンとしてのスタートは1989年。当初、父親の菓子店のガレージでの開業だったそうですが、間もなくニュィ・サン・ジョルジュに移り本格的にワイン造りを開始。畑を持たないネゴシアン業で、できたワインを買い取るわけですが、買取の基準は『古い葡萄の木(50年以上の樹齢が基準)手摘み収穫。色と味わいを最大限に引き出す為、葡萄は潰さず房のまま発酵、色と味わいを最大限に抽出した極めつけのワインしか購入しないと言われています。こだわりの樽は、自作の樽(マジック・カスク)へのこだわり。1999年からマジック・カスクと呼ばれる特製樽を導入。トロンセに自身で出向き、樹齢200〜300年の木から太い幹の樫を選定、月の出ていない夜に伐採し、樽に仕上げたもの。木材は5年間外にそのままの状態で置いて乾かす。5年経つと黒くなり、この状態のもので樽を作ります。通常の樽は30分かけて焼くところ、2時間かけてじっくり低い温度でゆっくり焼く。木材には伐採した日付を入る。ローランはさらに澱にこだわりを持ち、「私のワインが重厚なのは樽がもたらすタンニンのおかげ」と、樽を移し替えるときにもオリ引きはせず、“オリ”をすべて次の樽へ移して行きます(シュール・リーによって約18ヶ月熟成)。そうすることにより樽香に頼らない豊かなワインが生まれます。そして新樽に入っているワインに酸化防止剤を一切加えず、一度もフィルターを通すことなく瓶詰めされます。近代的な技術に頼らない自然で伝統的な醸造法にこだわっています。ローランは1990年代初頭に、パーカーが評価して、一気に注目を浴びました。パーカー曰く「1992年、1993年は優れた熟成能力を持ち、よくまとまったオーク、しっかりした構造、バランスのとれた個性を備え、豊かで、凝縮した、引き締まったワイン。1992年は飲み頃だろうか?先日1993年のドミニク・ローランのマジを飲んだのだが、若く1993年らしいタニックで凝縮感があり元気一杯だった。新樽200%をうたうワインは、若いうちはオーキーで、打ち解けなかったかもしれませんが20年の熟成を経てドミニク・ローランのワイン達はどのように変貌を遂げたのだろうか?飲まなきゃ解らん!!