今週の地下テイスティングメニュー

3/15より、地下ティスティングメニューのテーマは、2010年第9弾!!ブルゴーニュのグラン・クリュに匹敵するロワールの最高峰の白ワインを楽しむ!!

http://www.yswinegallery.com/tasting/tasting.html

少し暗くなるお話ですが。。。2008年9月17日、ロワール地方の造り手ディディエ・ダグノー氏がフランス南西部ドルドーニュ地方で飛行機事故のため亡くなり52歳で生涯を終えてしまいました。1982年からワイン造りを始め、短期間でトップに駆け上がったダグノー氏は醸造学校に行かず、特定の生産者の下での見習修行もせず、独学で革新的なワイン造りを編み出した。ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエからワイン造りの哲学を学び、そこに独自の手法を加えて、有機栽培と厳しい剪定、新樽を使った熟成、区画ごとの瓶詰めなどの挑戦的なワイン造りに取り組んだ。醸造ではマロラクティック発酵は一切無し。ダグノー氏の残した大きな功績として真っ先にビオディナミが挙がるでしょう。ロワールにおいてビオディナミの思想を取り込み、ワイン造りに革命をもたらしました。自分のワイン造りだけでなく、ビオディナミの思想を世界中に発信し続け、今では多くの生産者が手法の一つとしてビオディナミを取り入れるまでになった。2008年ディディエ・ダグノー氏の後をルイ・ベンジャマン氏が継承することに。ラングドックのオリヴィエ・ジュリアン、ロワール地方のフランソワ・シデーヌ、そしてアルザス地方のツィント・ウンブレヒトなどで修行後、ジュランソンやモンルイで研修も受けてきた彼。様々な経験と、ルイ・ベンジャマンは父のワイン造りを2004年から2007年も一緒に醸造しました。2010年はもうすでに7回目の醸造なのです!シレックス土壌からくる高貴なミネラル感と純粋な果実味を持ち、ソーヴィニヨン・ブランの概念を超える長期熟成型。複数の純粋なシレックス土壌の区画から生まれる美しいミネラルと力強い果実味が特徴。ジャイエやアラン・グライヨに師事し、新樽で熟成のワインは強烈な濃縮度です。 綺麗でしっかりとした骨格があり、柑橘類のアロマ満載。口に残る酸味もサッパリとしていてとてもフレッシュ。熟成に熟成を重ねて飲みたい!!過去に飲んだバックヴィンテージ(忘れました)の香りは今も強烈に鼻に残っているような気さえします。ピュール・サン=サラブレット(血統書)という名前を冠したワイン。サンタンドレの北側の完全な南向き斜面に位置し土壌は主に泥炭土。およそ0.5haのアステロイド土壌に植わるヴィーニュフランセーズ(プリフィロキセラ)の貴重な葡萄の木も含む。樽で発酵させ、450Lから600Lほどの樽にて熟成させます。新樽の使用率は年に応じて25%~35%ほど。 小さなシレックスが混ざった粘土質。果実身が強く、ド直球なワイン!繊細さと力強さのバランスがこれ以上完璧に保たれている飲み物はないだろうと・・・ブラン・フュメ・ド・プイィ。エチケットにあしらわれている楽譜は彼の友人である作曲家の手によるものでシャンソン歌手のジョルジュ・ブラサンスのために作った"Mauvaise reputation"=悪い噂と名付けられた曲です。この楽譜を素直に演奏しようとすると調が違ったり(フィネスさんのHPにて聞けますhttp://www.finesse-wine.co.jp/domal/valeedeloire/307.html)綺麗な和音が成立しなかったりとかなり前衛的なメロディーとなるようです。シレックスが混ざった粘土、泥灰岩質。漂ってくるグレープフルーツや様々な柑橘類の香り、そこに白い花のアロマがベストマッチ、フレッシュな酸味と滑らかな味、そして口に広がる美味しさは未知の世界へと。今手に入れとかないと中々手に入れづらいワイン。買うなら~今でしょ!!