今週の地下テイスティングメニュー

5/10より、地下ティスティングメニューのテーマは、2010年シリーズ第14弾!!ルジェが手掛ける2010年エシェゾー飲み比べ!!
http://www.yswinegallery.com/tasting/tasting.html

2010年は果実風味がフレッシュ、繊細でエレガントな味わいのピノ・ノワールらしい年。開花期の気温が低く粒が小さい葡萄が多かったがクオリティは悪くなくむしろ良い傾向なのか?収量の面が一番の問題になる2009年に比べると約半減した。エマニュエル・ルジェ氏はジャイエ3兄弟(アンリ、ジョルジュ、リュシアン)の畑を耕している。畑とセラーの両方で選別され除梗後、低温浸漬を経て発酵へと進む。ピシャージュよりもルモンタージュを好み熟成樽はフランソワ・フレール社とタランソー社製の物を使用。ACブルには1年樽、ACヴォーヌ・ロマネでは新樽50%、ACサヴィニィ、ニュイ・サン・ジョルジュは新樽100%、プルミエ、グラン・クリュも100%。赤系果実が特徴のルジェ氏のワインは甘美でオークの風味も感じ取れる。エシェゾー/エマニュエル・ルジェ!!レ・トゥルー。トゥルールという言葉がブルゴーニュの方言にあり意味はワイン用の圧搾機をさす。特級の水準に満たないという人たちがいるが葡萄を植えている生産者たちは意見を異にする。グラン・エシェゾーの南隣ではあるものの高貴さが備わっていない。土壌は比較的深く水分含有量も多めで名だたる生産者が所有している。クロ・サン・ドニ。どっかで聞いた名だ!?そうだモレの特級だ!!こんなことを言うと余計ややこしくなってしまいますが決して一緒にしてはいけません。何故、このような名になったかというと、かつて聖ドニの参事会の所有だった為この名がついたと明らかになっている。逆に覚えやすくなったかな??南北の端を接している畑はレ・スショの下部とレ・トゥルー。悪く言うと理想的ではないらしい。DRCも所有。レ・クリュオ、もしくはヴィーニュ・ブランシュ。と2つの名前があり白亜が多く含まれていることを意味している。この畑は以前、白葡萄が植わっていた。表土はとても痩せており、小石が大量に含まれている。アンリ・ジャイエは特にこの畑の葡萄を熱烈に愛していたそうだ。この、3区画に分かれる。このコメントだけを見るとレ・トゥルーは特級の水準に満たない、クロ・サン・ドニは理想的ではない、レ・クリュオ、ヴィーニュ・ブランシュ、アンリ・ジャイエの敬愛する畑のブレンド!相乗効果なのか!?と考えさせられる。なにはともあれ飲んでから判断しようじゃないか!エシェゾー/ジョルジュ・ジャイエ!!アンリ・ジャイエのお兄さんにあたるジョルジュ・ジャイエ氏。2001年にアンリ・ジャイエが完全引退するまで、お兄さんのドメーヌのワインはすべて神様アンリ・ジャイエ氏が栽培&醸造をしていたというお宝ワインです。2001年以降にはジャイエが完全に引退してしまいましたので、2002年以降は、甥であるエマニュエル・ルジェ氏が引継ぎ、彼が栽培&醸造を行っています。アンリ氏よりも早くに亡くなっていて、現在はジョルジュ氏の娘が畑を所有し、エマニュエル氏がメタヤージュをして畑作業、醸造、熟成すべてを自分のワインと同じように行っています。ルジェ氏の区画と同じレ・トゥルーとレ・クリュオ、もしくはヴィーニュ・ブランシュという区画に畑があり、広さは0.64haほどになります。100%除梗し通常のルジェと同じように作られてはいますが、新樽は一切使わないところがルジェのワインとの違いです。また当然畑の区画が違うために味わいにも差が出ます。エシェゾーは1樽、ニュイ・サン・ジョルジュは5樽しか作られておらず非常に貴重なワインなのです。エシェゾーの区画としてはルジェよりも良いようです。フィネスさんの試飲会で試飲した際、香り高く力強さがあり凝縮した旨味、タンニンもしっかりとしており、熟した果実の甘みを感じる酸はそこまで強くは感じ取られなかった。