今週の地下テイスティングメニュー

5/17より、地下ティスティングメニューのテーマは、2011年第2弾!!その昔、ルロワ等、一流ネゴシアンにに葡萄を供給していたジュヴレを代表するフレデリック・エスモナンの2011年は!?
http://www.yswinegallery.com/tasting/tasting.html

賛否両論の意見が飛び交いますが、飲まないで判断するわけにはいきませんよね!?2010年は前評判では余り期待はされていなかったものの試飲してみるとどれも評判以上の味わいに驚かされやはり飲んでみないことには何も語れないと痛感させられました。正直、2010年のように驚かされることはないヴィンテージだとは思いますがグラン・クリュにしてこの良心的な価格は2011年を体感するのにとてもありがたいブルゴーニュ・ワインです。サンプルみたいな言い方をしてしまいましたが、エスモナンの造り出すワインは近年、注目の度を深めているベルナール・デュガ・ピィにクロード・デュガ、ドニ・モルテとここ数年、スーパースターに祭り上げられたドメーヌが産するワインと良く比較されドメーヌ・フレデリック・エスモナンはどの銘柄もその内容を考えると非常にリーズナブルで洗練されたワインが多く、みんなが注目する前に絶対に抑えて置きたい生産者の一人と言えるでしょう。さて、2011年ワイズワインギャラリー地下試飲初お目見えの2011年赤の最初を飾るのは1988年元詰めを始めてからまだ20年そこそこの年月しか経っていないものルロワ、ジャド、ドルーアン等、一流のネゴシアンに葡萄供給しオスピス所有のマジ・シャンベルタンの耕作責任者を長年にわたり任されていた経緯もある生産者です。力強い果実味が特徴だが新樽比率は控えめのエスモナンの2011年を是非、飲み比べてみてはいかがでしょうか。いや!むしろ飲み比べてください!!ジュヴレ・シャンベルタン中心の5ヘクタールほどと小体な地所にもかかわらず、産するグラン・クリュはシャンベルタンを筆頭にクロ・ド・ベーズ、マジ、リュショットと4銘柄、加えてプルミエ・クリュは村の西側に位置する高評価のクリマに3区画を所有。エストゥルネル・サン・ジャック、ラヴォー・サン・ジャック、シャンポネ。リュット・レゾネで葡萄は栽培され、散布するのは基本的にボルドー液のみ。除梗後、1週間弱の低温のマセラシオンに続きアルコール発酵は木製の開放桶、天候に恵まれたミレジムではシャプタリザシオンなしでピジャージュ、ルモンタージュともにおこない各成分、色素の抽出を図る。その後すぐにピエスには移さず、フードルで数日間のデブルバージュを経て樽熟に入るが、用いる樽材はアリエを主にトロンセ産。新樽はミレジムで異なるものの総じて高めで、ヴィラージュに3割、プルミエ・クリュで3割から5割、グラン・クリュが6割から7割といった比率。グラン・クリュは全て、プルミエ・クリュでも8割から10割という高さでしつけた。シュル・リー状態で14ヵ月から18ヵ月過ごし、フィルターなしで瓶詰め。 ワインは濃密さを感じさせる色調ではあるもののピノ・ノワールらしい透明感もあり、果実に合わさる樽の風味が心地よいアクセントとなりジュヴレらしいタンニンと酸が全体を引き締め、うまみが後から追いかけてくるタイプ。そしてどのクラスにおいてもテロワールの異なる、例えばリュショットとマジは隣接しているものの、表土の薄いリュショットは常にエレガントに仕上がり、マジはよりしっかりした骨格が備わるのは十分に感じ取れる。 2011年ジュヴレ・シャンベルタンを頂いたのですが果実味は思ったほど強くはなくフレッシュかつフレッシュで果実味のボリュームではない強みを感じ、酸、ミネラル共に兼ね備えており何故か味わいが落ちないでフラットな状態を保ち、まさに今飲んでおいしいワインでした。村名クラスで2011年の個人的なイメージを覆してくれたエスモナンのグラン・クリュは期待せずにはいられません!!