今週の地下テイスティングメニュー

7/5より、地下ティスティングメニューのテーマは、ポンソと言えば!?グリオット!!11年の歳月にどのような変化が・・・
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モレ・サン・ドニ村と言えばポンソ、デュジャックがまず上がるほど有名な生産者ポンソ。有名がゆえに数多くの偽物が出回る為、2007年から対策が始まり、2008年よりは本格的に、泡模様の封印「プルーフタグ」を使用しています。現在、ドメーヌの各ボトルは「泡状の模様が入った封印シール」によって個別の保護が施されています。模様は二つと同じものがなく、ラベルに記載されているものと同一であるかを自ら確認することが可能になりました。2009年10月1日よりドメーヌ・ポンソが出荷している全てのプルミエ・クリュとグラン・クリュには、そのボトルが本物であることや完全な状態であることを保証する封印を施し、保護しています。この泡模様のコードは、透明なポリマーの中に自然に形成された無数の泡の集まりからできています。この泡の配列は同じものが二つとなく、再製することも不可能で、デジタル版の刻印といえます。ボトルの認証を行うには、パソコンまたは携帯電話から記載されているサイトにアクセスし、封印に印刷されている認証番号を打ち込み、サイトに事前登録されている画像とボトルに付いた刻印の泡模様の位置を見た目で比較するだけです。そして泡の形状が一致すれば、そのボトルが本物であることが証明されたことになります。もちろん封印とキャップシールはお互い密着している状態であることが確認されているのが前提で、それはキャップシールが付け変えられていないことの確認にもなります。エチケットも特別なものが使用されています。エチケットとキャップシールは銀行の紙幣と競うほどの安全性があるといえるのです。またボトルも偽造対策をより完璧なものとするため、2008年からはフルボトルとマグナムボトルについて、特別に作られた瓶の底にドメーヌ名が入っています。また、コルクにもこだわり合成栓を使用しています。コルクはボトルの中の液体を保存する以外に、酸素を透過させる役割を果たしています。現在ではTCA系の分子やある種のカビによる汚染が知られており、それがコルクに対する問題となっていることは明白ですが、それに加え、連続的な打栓によって大きな化学的不活性が生じることも原因となっています。この不活性を押さえ、ワインを完全に保護するために適応した真のシールドがアルデア・シールの栓に採用されました。これからコルクがどのような形になっていくのかは解りませんが一先ずポンソのワインはブショネの被害は無くなるので安心してご購入出来ると言うことになりました。もう一つありがたいのは、この偽造防止シールと合成コルクを兼ね備えたバックビンテージのものは2007年以降に蔵出しされたものと言えるのでさらに嬉しいお話になります。タイトルはポンソと言えば!?グリオットと表記しましたがクロ・ド・ラ・ロシュといえばポンソ!というほど、この畑の一番の造り手。分割所有者のなかで最大の区画を所有します。 樹齢は何と60年!!なのですが個人的にはポンソはグリオットが好きです。名前の由来がハッキリと解るサクランボの芳しい香りに、しっかりとした果実味に酸の感じが絶妙で好みです。ただし、欠点と言いますか、当たり外れが多いような気がします。(サクランボって響がすごく好きです。)グリオットはジュヴレ・シャンベルタンの特級畑の中で最も小さく2.73ha (1000ケース)程しかありません。 それを6人の造り手で分割しているのですが、最大面積を所有するのがポンソ。グリオットを味わうなら、ポンソは外せません!ポンソはコート・ド・ニュイで最も遅く収穫する生産者のひとりでもあり、亜硫酸の使用もごくわずかで、不活性ガスの窒素を代わりに用い、果汁やワインの酸化を防いでいます。収穫量を極端に抑え(ブルゴーニュでもトップクラスに少ない)、卵白を用いて澱引きをするが、瓶詰めに先立ち絶対に濾過機にかけない。さらに、醸造過程で亜硫酸を添加したこともないとか。