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イタリアワインの王様「バローロ」とバラの香り

   

2013 バローロ・セッラルンガ・ダルバ(ジョヴァンニ・ロッソ)

イタリアというと「情熱」「アモーレ(愛)の国」なんてイメージがあったりしますよね。

そんなイタリアのワインで「王様」と呼ばれるのが「バローロ」です。

 

バローロといえば非常に強いタンニンと長期熟成の複雑な香りが典型的な特徴です。

そして、そのバローロに使われる品種「ネッビオーロ」は赤いバラの香りが特徴であるとされます。

 

バラの香りとは「アモーレの国」にぴったりな特徴ですよね。

(ちなみに、赤いバラの花言葉は「情熱」「愛情」などです。)

 

一般に赤ワインの表現としては比較的若々しいワインに見つかる花の香を「バラ」と表現する事が多いですが、バローロなどのように若い時でなくてもバラと表現されることはあります。

長期の熟成を経たワインに対する「しおれたバラ」や「枯れたバラ」などの表現がそれです。

また逆に閉じていてまだまだ堅い印象の時は「バラのつぼみ」というような表現も。

 

なぜバラのような香りがするのかは研究段階らしく、調べてもはっきりとは特定できませんでしたが、「ゲラニオール」や「フェネチルアルコール」等の成分が関係していそうです。

 

今月のワイン会では、こうしたワインの「香り」にフォーカスし、実際の「花」や「果実」と「ワイン」の香りを比べて行きます。

 

バラの香りといわれても良くわからないなあ…

という方も、嗅ぎ比べてみると新たな発見が出来て面白いですよ^^

 

今回お話させて頂いたイタリアワインの王様「バローロ」もお出しします!

高級ワインも出てきますが、アットホームな会ですので、是非皆様お気軽にお声かけ頂ければと思います♪

 

ワイン会に出すものとは違うものですが、お勧めのバローロをご紹介しますね!

https://onlineshop.yswinegallery.com/shopdetail/000000002582/

2001バローロ・ブリッコ・フィアスコ(アジィエンダ・アグリコーラ・アゼリア)

ワイン会のご案内

https://yswinegallery.com/event

 

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