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スペシャルテイスティング第1弾

      2018/03/06

10月8日からワイズワインギャラリーが
オープン1周年を記念して周年祭をおこなっております!

その周年祭の企画のひとつ、
地下の有料試飲を3弾に渡って行っているのですが、
内容はスタッフが独断と偏見で
勝手に飲みたいスペシャルなワインをピックアップしました!
こういうときはここぞとばかりにテンションが高まってしまいます!

ちょっとブログネタ的には遅れてしまったのですが…
10月8日スタートのバイ・ザ・グラスリストは以下の通り

201010101417001.jpg

○1993シャンベルタン・クロ・ド・ベズ
造り手、アルマン・ルソー
○1993バタール・モンラッシェ
造り手、ヴェルジェ
○1975シャトー・ラトゥール

8日は平日のスタートにも関わらず、
初日の開店直後から、ワインラバーのお客様どごった返し、
初日で全て売り切れてしまいました。w(°0°)w

皆様いったい何物??

スーツ姿の人も多くて、
昼間っから飲んでしまって仕事は??って感じでしたが、
余計詮索はなしに、逆にご来店頂き感謝感謝でした!!

限定一本のみの開栓で諸事情により
予約も設けていなかったのですが、
さすがに初日完売は想定外で
2日目以降にいらっしゃったお客様に
ご迷惑をかけてしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。

味わい的にはバタール・モンラッシェは
色が琥珀一歩手前な色合いで、
色から想像されるのとは逆に
若さのある酸が感じられるもので、
ふくよかさ&爽やかさが同時に感じられました。
以前に同生産者の同ヴィンテージの
シュヴァリエ・モンラッシェを飲んだのですが、
それは既に満開の香りで
ナッツなどのアロマや甘みが感じられたのですが、
このバタールはまだまだ酸味がしっかりとしていて、
飲み頃ともほど遠い、シリアスな印象でした!
じっくり時間をかけて向き合いたいような感じでした。

クロ・ド・ベズは色は枯れの感じはなく、
まだまだ元気!といった色合いです。
開けたてはやや閉じ気味で、
スー・ボワ等の熟成に由来する香もあまり感じられません。
果実味は、爽やかに優しく感じられるものです。
酸味が強く硬さがみられました。
1993年の特徴なのか?
いやいやそんなことはないなぁ~!
やはりトゥール・ダルジャンのカーヴ出しのため、
予想以上に熟成が進んでいないのだろう…と想定しておきます。

ラトゥールは、香りがとじているのかなといった印象です。
その反面舌触りはよく、
口に含んでからの味の脹らみは強さがガシッとしていながらも
タンニンはきめがこまかいもので、
もうすこし時間を置いても差し支えがないと思いました。

一番人気は香りが特にムンムンしていた
バタール・モンラッシェでした。
お客様もゆっくり香りが開くまで、
ゆっくりテイスティングをされる方が多く、
あ~じゃない、こ~じゃないと
みんなで語り合いながら飲まれている光景もあり、
凄く嬉しくなりました。

第2弾のレポートも近々更新いたします~

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